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我が家のニャンズの面白日記と、粘土の猫作品の紹介
信じますか・・・???
2014年01月27日 (月) | 編集 |
先日、古いお人形をお寺で供養してもらいました。
私が小学校の2~3年生の頃のクリスマスにもらった、人間の赤ちゃんサイズの大きな大きなミルク飲み人形です。
実家の物置で50年近く箱に座らされたままになっていました。

当時はバービー人形が大流行で、大きなものが好きな父の趣味でプレゼントされた人形は、立派だけれど友達との人形遊びには余りにサイズが違いすぎて仲間に入れてもらえず、元々あまり人形遊びに興味のなかった私は、その人形を棚の飾りにしてしまっていました。

「人の形をしている人形は、きちんと供養しないといけない。」と母はずっと気にしていましたし、私もきちんと供養しなければとは思っていたのですが、いつの間にか月日が過ぎてしまいました。

今年の初め、うちの近くに人形の供養をして下さるお寺があると知り、久しぶりにとりだした人形は、長い年月がたったとは思えないほどきれいなままで、もっと古びてしまっていると思っていたのでちょっとびっくりしました。
顔や全身をきれいにぬぐい、タオルにくるんで指定された通り大きめの箱に納めてお供養料とともにお寺に送りました。
数日後、「お預かりしたお人形は、無事供養が終わりましたので、ご安心ください。」というていねいな葉書がお寺から届きました。

その翌日から、ここ数年ずっと悩まされていた私の腰の痛みが嘘のように消えたのです。
薬を飲んでも、腰痛体操をしても痛みが消えず、これといった原因も見つからず、結局「老化ですね。」と言われていた腰の痛みが消えました。

何十年も狭い箱の中に座らされている苦痛を、人形が訴えていたと思うのは、あまりにも迷信じみているかもしれません。
原因不明の腰痛は、本人も意識しないストレスが原因のことが多いとも言いますから、古い人形を置きっぱなしにしている後ろめたさが無意識のうちにストレスになって、腰痛として表れたというのが、理性的な解釈かもしれませんが。

それでもやはりあれほど重苦しかった腰痛が消えた不思議は心の中に残り続けています。

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