我が家のニャンズの面白日記と、粘土の猫作品の紹介
さよなら。米朝さん・・・・・
2015年03月21日 (土) | 編集 |
米朝さんが、亡くなりました。

小学校の低学年の頃、初めて聞いた落語が、米朝さんの「まめだ」でした。
笑いながらも、しんみりと心を打つ噺で、忘れられない経験になりました。
それから米朝さんの落語を、ラジオやテレビで聴くのがとても楽しみになりました。

米朝さんの端正な語り口と、どんな面白い噺を語っていても、凛とした品位が感じられるのがとても好きでした。
やがていろんな噺家さんの高座を聴くようになりましたが、米朝さんはずっと特別でした。

サンケイホールでの、最後の高座は、家族も誘って聴きにいきました。
ご高齢になられて、さすがにちょっと聴きとりにくいところもあって、寂しい気持になりました。
高座に上られることがなくなってからも、ラジオやテレビでお話をされるのを聴くのが楽しみでした。
新聞や書籍で芸談を拝見するのも楽しみでした。

あの日、米朝さんの落語に出会ってなかったら、落語の世界の魅力を知らないままだったかもしれません。
大がかりな舞台装置も音響もなく、ただ語りだけで人の世のあらゆる感情を表現し、優れたSF小説やファンタジーにも負けない不思議な世界を語り、笑いだけではなく、人情話も、サスペンスも、怪談もある、落語の素晴らしさを知ることができたのは、本当に幸せでした。

今も作品を作りながら、台所仕事をしながら、また移動の乗り物のなかでも、落語のCDを楽しむことの多い日々ですが、
米朝さんの高座はずっと特別です。

落語の世界を知ることができて、私の人生は本当に豊かになったと思います。
そんな素晴らしい世界に誘ってくれた米朝さんに心からの感謝をささげます。
米朝さん、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
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