2022年11月29日 (火) | 編集 |
先日、とても懐かしいお菓子をいただきました。
おいりという、可愛いお菓子ですが、主人の郷里では「花嫁さんのお菓子」と言って、婚礼の朝お祝いに来てくださったご近所のかたに配る特別なお菓子でした。私が結婚した当時は、花嫁衣裳を着て嫁ぎ先の縁先に座って近所の方に見てもらうという「花嫁さんのお披露目」という風習もありました。(さすがに今はないと思いますが)結婚前にその話を聞いて、恥ずかしいからいやだと断ったのですが、お兄さんたちはみなそうしているし、何より末息子の花嫁さんのお披露目を楽しみにしてきたお姑さんのために是非と懇願され、しぶしぶ従ったものの、次々訪れる近所の方に見られるのがとにかく恥ずかしくていたたまれませんでした。それでも満面の笑顔で、おいりを配っているお姑さんの幸せそうな様子に、これだけ喜んでくださるなら、承知してよかったかなとも思いました。
思いがけない懐かしいお菓子をいただいて、はるか昔の気恥ずかしさと、お姑さんのうれしそうな笑顔を思い出して、ほっこりうれしい一日でした。

おいりという、可愛いお菓子ですが、主人の郷里では「花嫁さんのお菓子」と言って、婚礼の朝お祝いに来てくださったご近所のかたに配る特別なお菓子でした。私が結婚した当時は、花嫁衣裳を着て嫁ぎ先の縁先に座って近所の方に見てもらうという「花嫁さんのお披露目」という風習もありました。(さすがに今はないと思いますが)結婚前にその話を聞いて、恥ずかしいからいやだと断ったのですが、お兄さんたちはみなそうしているし、何より末息子の花嫁さんのお披露目を楽しみにしてきたお姑さんのために是非と懇願され、しぶしぶ従ったものの、次々訪れる近所の方に見られるのがとにかく恥ずかしくていたたまれませんでした。それでも満面の笑顔で、おいりを配っているお姑さんの幸せそうな様子に、これだけ喜んでくださるなら、承知してよかったかなとも思いました。
思いがけない懐かしいお菓子をいただいて、はるか昔の気恥ずかしさと、お姑さんのうれしそうな笑顔を思い出して、ほっこりうれしい一日でした。

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